テキストエディタを使おう
概要

テキストエディタって何? メモ帳で十分じゃない? という人に、テキストエディタの便利さを知ってもらうためのページです。
ここでは、サクラエディタを使用した例を挙げます。
前提知識として、サクラエディタのすゝめでエディタの基本的な利点を知っておいてください。

目次

検索
ブックマーク
Grep検索
タブ操作
まとめ
おまけ(キーマクロ)

検索ウインドウを開かず、その場でキーワード検索出来ます。
もちろん、Ctrl + Fなどで検索ウインドウの表示も出来ます。
あれ、このトークどこかで書いたような? といった時にすぐ使えるので便利です。
検索1
検索2
検索3
検索4
Ctrl + Fでの通常の検索の際も、検索マークが設定されます。
最初のうちは、黄色いマークが消せずに困るかもしれません。
カーソルが何も選択してない状態で、Ctrl + F3で解除です

ブックマーク

ブックマークというのは、本の栞のようなものです。
このブックマークを設定した行に、カーソルを移動させることが出来ます。
ブックマーク1
以下の例では分かりづらいですが、カーソルを別の場所に移動させた後、F2キーを押しています。
ブックマーク2
ブックマーク3
先ほどの検索と合わせれば、例えばテキストファイル内で他の内容を見に行った後、すぐに戻ってくることが出来ます。

Grep検索

Grep検索というのは、複数ファイルの検索です。
サブフォルダを含めて検索出来るため、別モード辞書からも検索するなどが出来ます。
キーボードショートカットCtrl + GでGrep検索ウインドウを表示します。
Grep検索1
以下、「パン」を検索してみた結果。
「パンツ」まで引っかかってるのは置いておき、全辞書合計で327個あるのがわかります。
正規表現を用いることでさらに色々便利に使えますが、解説サイトは非常に多くあるためここでは省きます。
Grep検索2
Grep検索3
サクラエディタバージョン2.2.0.0以降から、GREP置換も使えます。
(上部メニューの「検索」→「Grep置換…」)
この機能はGrep検索に置換がついたもので、複数ファイルで一致した文字を、一気に別の文字に置き換えられます。
里々なら、引数区切り関係でバグを出してしまいやすい(&余計な処理が行われることで処理が遅くなる)if関数を、when関数に切り替えるなどが有用です。

タブ操作

サクラエディタは、1つのウインドウでたくさんのテキストファイルをタブで開けるのですが、開き過ぎると移動や閉じるのが面倒になります。
それらをキーボードショートカットで代用します。
タブ操作1
タブ操作2
タブ操作3
タブ操作4

まとめ

上記の機能をキーボードで使うことで、キーボードから手を離さずに全て操作出来ます。
これはトークを集中して書きたい時や、SSなどの文章を書きたい時に重宝します。

キー効果
F2ブックマークにジャンプ
Ctrl + F2ブックマーク設定/解除
Ctrl + Shift + F2全ブックマーク解除
F3検索マークにジャンプ
Ctrl + F3検索マークの設定
何も文字を選択してない場合、検索マーク解除
Ctrl + Tabタブ移動
Ctrl + F4現在のタブを閉じる
Ctrl + GGrep検索ウインドウ表示

F2やF3、Ctrl + Tabの操作は、Shiftを押しながら行うと逆方向に移動します。
例えばShift + Ctrl + Tabで左側のタブへ移動します。

とりあえず、この単語どっかのトークで……と思ったら、対象の単語を選択した後、Ctrlを押しながら、F2、F3と順番に押せば良いです。
Ctrlを離し、そのままF3を続けて押すと検索、F2を押すと戻ってきます。
解除は同様に、CtrlとShiftを押しながらF2、F3と順番に押しましょう。
キーボードタッチは人によって違うでしょうが、このCtrlは右側を押すとより楽かもしれません。

おまけ(キーマクロ)

サクラエディタには、キーマクロ、スクリプトマクロがあります。
スクリプトマクロはプログラムの知識が必要なのでここでは無視し、キーマクロを紹介します。
キーマクロとは、押したキーと順番を覚えておき、いつでも再現できる機能です。
格ゲーをやる方は、プラクティスモードで似た機能を使っているかもしれませんね。
キーマクロ1
キーマクロ2
キーマクロ3
キーマクロ4
キーマクロ5
このように、押したキーを全て覚えて実行します。
例では、「animationとうつ」「Ctrl + →で移動する」「Ctrl + Shift + →でテキストを選択する」「Ctrl + Xで切り取る」「Ctrl + ←で移動する」「Ctrl + Vで貼り付ける」……といった動作が連続で行われています。
この例では大した恩恵がありませんが、似たような行が何十行も続く場合は、キーマクロがないと繰り返し作業が苦痛になります。

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